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料理がある宿は客単価が高い

2025-07-20

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客単価が高いと上質のお客様がおとずれる宿になる。

  宿に「料理」が加わることで、ただの“泊まる場所”から、“体験する空間”へと価値が変わる。 泊まることが目的ではなく、「この料理を味わいに行きたい」と思わせることができれば、その宿の存在意義は一段階上のステージへと引き上げられる。

 料理がある宿は、必然的に客単価が上がる。 そしてその価格に見合った時間と体験を求めて、感度の高い、上質なお客様が集まるようになる。

 ただ高いだけではなく、“それだけの価値がある”と認められる体験が提供されていれば、その宿は価格競争に巻き込まれることなく、独自の立ち位置を築くことができる。  実際、私たちが手がける家中舎も、料理を軸に据えたこと価格ではなく「世界観」や「哲学」に共感してくださるお客様が訪れてくれるようになった。  旅の目的が「料理」になる宿。料理がその宿の“アイデンティティ”となり、空間やサービスすべてに一貫した世界観を与える。 それは、単なる宿泊施設ではなし得ない価値であり、競合との差別化にもつながる。 そして何より、そうした上質なお客様との出会いが、宿の成長を加速させ料理人としても新たな挑戦をさせてもらえる環境を育ててくれる。 「料理がある宿」がもつ力は、単に食事を提供する以上のものなのだ。